2019年2月26日火曜日

願いはひとつ

童話で願いを叶えるには、欲張りで無い方が幸せな結末を迎えるのが定番。
どちらかと言えば、遠慮しまくってるぐらいが後々サプライズで幸運を掴む。

国民的アニメでは未来から道具を取り寄せ夢を叶えているが、
未来の子孫が莫大な財産を築きスポンサーとして道具を購入し、
先祖に宅配する画期的なシステムだったりして、一度限りではない。

世界が平和でありますように。
そう願っても、そこに行き着く為の願い事が多くある気がする。
争いの原因を取り除けば、更なる競争原理が働いて差別化を図ろうとする。
共通するところの共有出来る僅かな部分を除けば、独創性がぶつかり合うしかない。
たったひとつの願い事も奪い合う材料でしかないのだ。

もしも誰にも知られずに、
願い事一つだけ叶えてあげようと言われたら、
何を選択するのだろうか?
一度きりの贅沢に身を委ねるのか?
姑息な返答で願いを無限に叶えるシステムを作るのか?

考えているうちにタイムリミットがやって来て終わりそうにもある···。

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