2018年7月2日月曜日

伝説のはじまり

夜の世界に飛び込んで自分が少なからずとも偏見があったことを悟った。
もしその偏見を向けるのであれば、利用する側の自分に問題があるんじゃないかってね。
早い段階でそう思えたのは実に幸運だったと思う。
「夜の世界 天使との出会い」
で紹介した初めてあった女性のお陰だと今でも思う。

仕事は一流で完璧にこなしているけれど、どこか素顔の自分をさらけ出してくれているような時があって、決して特別でも特殊でもない普通さが心地よかった。
遊びのイロハを教えてくれたし、この世界のルールとされることも教えてくれた。
何気ない日常会話もプライベートな話も可能な限りしてくれたと思う。
話が長すぎて本題に進めなくって困らせたのはこの頃から変わらないみたい。
延長ありきで話を沢山して仲良くなって、お互いに照れてしまうのもね。

この頃すでに始めていたことがある。
「苦手なお客さん。嫌いな行動。それは何?」
って質問をすること。
自分で考えられるNG以外の事を聞いておきたかったから。
すっかり仲良くなって信頼関係を築いてから聞くようにしていたよ。
色々あるけど、ここではひとまず伏せておきます。
機会があれば書くことがあるかな?

限られた時間。
閉ざされた空間。
そこで行われることはそこにいた人にしか分からない。
時に本能剥き出しの怪物に対峙することもある。
ギリギリのタイミングで救いのコールをして逃れるときもあるなんて。
そういう話題の蓄積は遊びと割りきって過ごす自分を律してくれたよ。

逆にどういう人が良いとは聞かないことにした。
目の前にいる女性の違う顔を見たくないのもあるし、
誰かの真似をするつもりもなかったからね。

自分なりに素敵な時間を過ごせるようにしたかった。
それを受け入れてくれる心の広さに甘えてしまっているけどね。

その女性とご飯を一緒に食べたくてお願いしてみたけど、外で会うことは出来ないと言われたので、2セットの時間を予約して部屋で持ち込みのディナーをしたのが伝説のはじまり。
場所代がどれだけ高くても、ゆっくりお話出来たことが至福の一時でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿