2018年7月7日土曜日

サイレン

小さなディスプレーに夢中になる人々。
着信の度に一喜一憂しているかのように見える。
どこにいても繋がる時代。
安心と引き換えに緊縛の恐怖も持ち合わせている。

知らない人から当たり前のように届くメール。
いつの間にか友達登録されてるみたいな稀薄さ。
知らないうちに自分が晒されている。
危険と隣り合わせの社会でも離れられない流れがある。

まだ家の電話しかない時代。
直接繋がるなんて難しく、自分を認めて貰おうと必死だったりして。
真夜中の長電話なんて親との駆け引きありきでドキドキもの。
それより電話代がドキドキした。。。

電話が繋がらなくても、
何だろう。予感がしてそわそわ。
心のサイレンを受信出来る機能があったのかな?
便利になった分、そういう機能は無くなったらしい。

繋がるドキドキは残しておきたいね。

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