2020年1月17日金曜日

良い大人

立派な大人になりなさい。
誰しもがそう言われて大人になった。
自立できる大人。
人のためになる大人。
社会貢献する大人。
なにを持って良い大人と定義できるかは別として、良い大人にそれぞれなろうとするのである。

世の中には「先生」と称される職業が多く存在する。
少なからずとも良い大人の代表格であろう。
そういう肩書きを与えられ胸を張って生きている人も、その立ち位置に辿り着くために画策するのであろう。いずれ暴かれ白日の元に晒されるとは気づかずにである。
問題は姑息な手段に魂を売ることもそうだが、その問題発覚後の対応である。

とある国会議員の公職選挙法違反が報道された。
該当議員はその日から国会審議欠席、大臣だった夫も辞任し共に体調不良を理由に雲隠れしたというのだ。
脈々と受け継がれた疑惑からの逃亡手段。
病気になったと言えば逃げおおせるのか?

久々に公の場で会見すれば、「適応障害」の治療中であると言うし、国会議員は辞めないと言う。
疑惑について捜査中という理由で発言できないとか。
全く持ってご都合主義の弁明に呆れてしまう。

先生って呼ばれ続けたいのではない。
その甘い汁を吸い続けたいだけの吸血鬼なのである。
暗闇の棺桶でその疑惑を晴らそうとする日光から身を潜め、十字架の呪縛から遠ざかり、正義の杭から逃れ続けているのだ。

まぁ、汚職議員等珍しくはないが、国民のために身を削り働いて、崇められる程の大物議員ぐらいにして欲しいものである。
あってはならないことだが、小物が姑息に税金を搾取するのは如何せん納得いかない。

昨日の報道を見て思ったことでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿