2019年11月12日火曜日

夢を買おうよ

かつては「富くじ」として庶民の生活に必要な米などが当たっていたのが発祥とされる宝くじ。今でも公益性の高さが謳われるが、これもギャンブルの一つと言えよう。
今日やっと売り場へ買いに行った。数字選択式のくじである。
どこに売り場があるかいくつか候補があるが、今日は向かう先にある2ヶ所のうちのひとつで割りと古い売り場に行った。理由は特にないが、運転コースに近いのが唯一の理由と思う。駐車場とかが近いのであればもうひとつの方が有利だが、何となくそこに向かっていた。

売り場に着くと先客がいた。
すでにくじを買う準備をしていたので、やり取りを見守る時間がもどかしい。ジャンボらしきくじ券を返却されつつ何やら説明を受けているところだった。
「当たってないんですか?」
先客のご婦人は苛立った口調で問いただそうとしているところだった。
「換金日が明日からですので、当選のご案内ができかねます」
売り場の女性が丁寧に答えていた。
「分からないんですか?」
今の説明で納得いかないのか食らい付くご婦人。
「ですので明日にならないとご案内できかねます」
売り場の女性も怪訝な顔にならざるを得ない所を堪えている。

納得いきませんと言わんばかりの空気感バリバリでご婦人が去っていった。後ろに人が待っているから仕方ないとでも言いたそうに、当たっているかもわからないくじ券をバックに突っ込みながら。
「当たっていませんように」
そう勝手に祈る自分がいた。
もしかして高額当選しているかもしれないが、このやり取りはないなと思った。

その後でくじ券を買うのは気分的には良くないが、数字は自分が選んだものなので気分は関係ないと言い聞かせて。
当たればこういうのも運気上がるのかな?

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