2019年3月20日水曜日

戦国時代終結か?

つい数年前までアイドル戦国時代とマスコミが謳っていたのが懐かしい。
AKB48を始めとするAKBグループを中心に、アイドルグループが栄華を放っていた。
地下アイドルとかも含めるとどれだけの数が存在するか未知数なのだが、とにかく沢山いたことは事実だ。
なんせ地元活性化の起爆剤とかいって、我が地元にも2つのアイドルグループが誕生したのだから驚きである。(うちひとつは1年程で活動停止したようだが···。)

どれもあのAKBに習って会いに行けることをコンセプトにしている風潮がある。
もはやスターではなく、お手軽タレントなのだろうか?
地下アイドル的な方にとっては、現金収入を得るには好都合な売り文句だが、ある程度マスコミなどに取り上げられ、メジャーになったアイドルには足かせというか、かえってリスキーな部分も多いような気がする。
何かあれば写真週刊誌の餌食になり、過激なファンにはストーキングされ、なかには仲間を売る輩さえいるかもしれない世界。
ただ、地上波TVの歌番組減少と共に活躍の場を失ってしまった分、鎮静化しているようにもみえる。
一部の人気アイドルがバラエティーやCMで活躍している以外、その動向を伺い知ることはない。
アイドルオタクと自負する方々は、あらゆるネットワークで情報収集し、力の限り応援しているのだろうが、私はそういう方向性に向いていないので全然分からないのである。

ただひとつ言えることは、プロデューサーとして成功を納めた人は現代の錬金術師としての地位を確立しているということ。
金の卵がヒヨコにならなくても、金の卵を生む親鳥をもっているようなものなのだ。

今回言いたかったことは、アイドルがどうのではなく、アイドルを大量生産していることでひとつの産業が成立しているということ。
ただしこの産業は周期が早く使い捨て感が強い。
生き残りをかけた戦国時代も終わりが近い気がする。

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