2019年3月27日水曜日

アスリート的な

第一線で活躍する職業と言えばアスリートと呼ばれるスポーツ選手を思い浮かべる。
常に最大限のポテンシャルを発揮できるように鍛え上げ、競い合うことで成立する。
その限界を感じたとき自ら選択するのが「引退」である。
「引退」を発表しそれまでの功績を労われるのは一部のトップであろう。
その殆どは「静かに退く」形の引退をしている。
多くの人からの賛美を受けることを目的としている訳ではないだろうが、
その恩恵を受けるのは僅かな限られた人物。
競争社会の原理がここにもある。

おつかれさま。

限界に挑んできた人達への言葉はこの一言で集約される。
感謝も労いもまとめているのだ。
受け取った側は「疲れてないけど···」って思っていないだろうか。
自分で決断した人とそうでない人でも言葉の重みは違う。
まだやれる。でも突きつけられたのは引退と言う道。
そういう人にも「おつかれさま」が覆い被さるのである。

近々ある業界の人が引退することを正式に発表しました。
その方に会ったこともないのですが、ネットの中で言葉に触れてきました。
きっと今回の引退を期にそう言う機会もなくなるでしょう。

その方には「おめでとう」と伝えたいと思っていますが、
思うだけで終わるかもしれません。

その距離感のまま。

人生色々ですね。

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