2019年8月26日月曜日

夜と共に去りぬ

名画「風と共に去りぬ」をもじりました。
早速の説明ではありますが、「去りぬ」とは何か?
今は使わない言い回しですが、何とも雰囲気というか風情は漂いますが、「去る」「去らない」どっちなんだってなりませんか?
正解は「去る」です。
言葉を留めるような言い回しですが、言いきりの形なのですね。
つまり現代風に直すと、
「風と共に去る」
になってしまいます。
意味は同じですが、このタイトルだと映画観たくないですね。

さて本題です。
昼間と違って夜の時間はかなり独特。
生活習慣や経済活動の変化で夜眠る人が年々減少傾向にある中、人は本来の欲求である睡眠欲の枯渇から逃れようと、別の欲求に置き換える性質があると思われます。(自分調べ)
人は本来1日の3分の1を睡眠時間としている訳で、その時間帯を夜に体内が定めている以上、そのバランスを崩すことは、生命の危機とも言えるストレスを与えている訳です。
そういう状況を緩和しようと、様々な試みをするのです。
昼間に仕事で稼ぎ、夜に使うのもそういった理由ではないでしょうか?
まぁ、違うって言われそうなのでこの辺で終わります。

昼間に比べ夜は仮初めの人間関係が入り乱れて、毎日が花火のように感じます。
季節関係なく彩り鮮やかな花火も燃え尽きるように、いつかは終わりの時がやって来ます。
花火の美しさはその終わりに一瞬気持ちが抜けたようになってしまいます。大空に舞う打ち上げ花火でも、手元に煌めく線香花火でもです。
花火にお別れを告げる人はいないでしょう。
でも心で感謝を告げる人はいると思います。

一瞬の光輝くその姿。
儚き世の夜の片隅で見せる幻。想うは夢。
咲いても花。散ってこその華となれ。

「風立ちぬ」名画ですね。
これをもじると悲しいので止めておきます。


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