2019年6月13日木曜日

呼んだ?

馴染みの店。
いつもと変わらぬ雰囲気。
挨拶もそこそこに席に付く。

お待ちかねの時間だ。
平然を装うには準備が多すぎる。
かといって緊張もない。
特別な空間である。

今日はこう切り出そう。
「呼んだ?」
そしてこう答えるだろう。
「うん。呼んだ!」
予想を裏切らない答えがその場を満たしている。
ただこれは想像の世界。

期間限定のメッセージに出会せば、
消滅後の再開は特別なものになる。

儚き夢の尊さゆえに。

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