2019年6月10日月曜日

幻想シュミレーション

行ったことの無い場所。
会ったことの無い人。
経験したことが無い事。
これらを想像に委ねるのは至難の業である。

しかし何かひとつ僅かでもあれば、想像の扉を開く鍵となる。
そこからは自由に可能性を広げられるのだが、行き着く先は現実的な着地点が待っている。
脳内環境に蓄積された知識と人格が、想像の限界を線引きしている。

ただ想像している世界は許される限りの楽園を構築し、時間や空間の制限もない。
肉体的疲労も精神的苦痛もない。
思うがまま、思うがゆえの理想郷である。
精神世界は仮想現実世界になどまだまだ入り込めない無限の領域を持っている。
なのに少しの生真面目さが規律のある想像で終結するのだ。
それもまた一興というしかない。

どんなことを想像するの?
誰が出てくるの?
最後はどうなった?
想像にお任せします。

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