日本には妖怪が居るという言い伝えがある。
さらに幽霊や怨霊、奇々怪々な伝承があるがどれも架空の存在であり、科学的根拠のない想像の賜物とされている。
但しそれらは信心深い人達によって語り継がれ、どこかに居るのではという潜在意識と結び付いている。物がなくなったり、突然見つかったりすれば神隠しだと思い、夢か現実か分からない現象を霊的なものと結びつけることで、納得しようとする。
それらを見えてしまう人は霊感が強いと言い、良い悪いを識別しては御祓をしたり、供養したり、時には対話もするようだが、私にそんな特殊能力が有るわけもなく、特段そういう世界を信じているわけでもない。
そんな中今朝早く不思議なことがあった。
まだ夜も明けていない時間帯。真っ暗なな部屋でスマホの画面が煌々と光っている。画面に写し出されているのはシューティングゲームのような画面。朝起きれないと言っている家族がこんな時間にゲームをしているようだった。注意すべく足元から近づき布団を剥がすと、うつむせだったはずが仰向けで寝ている。「スマホを出せ!」と言うと眠そうに「向こうの部屋」と言う。確かに言われた場所にあった。
あの眩しいほどの明かりは消え失せ、それぞれが眠りにつくしかなかった。
明けて出た結論は「座敷わらしが居たんじゃない?」である。
プラスに捉えて解決となった。
間違いなく見えたのである。
ただ事実と現実が相違していなかったのである。
座敷わらしかどうかは別として、不穏な空気が一掃出来たのは、いにしえの伝承が救いとなったようである。
そして座敷わらしが居る家は栄えると言う言い伝えに、年末の微かな期待が加わることになった。
結果は未定だが、良い方向に進めば良いと思う。
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