2019年12月9日月曜日

50kmの挑戦

不要な緊張感を自ら味わうなら、車の燃料メーターが残量警告を発してから、どれだけ走れるか試すのが良い。
今時映画のワンシーンでもあるまいに、ガス欠で車が止まるなどあり得ない話だが、警告を無視して走り続ける以上、そのリスクは当然付き物だ。
自分の車では、理論上警告灯が点いてから、およそ60kmは余裕で走れる筈である。あくまで理論値であり、もっと走れるか、それとも短いかは試したことがないので分からない。

今朝買い物に行ったときは、まだ余裕があったのだが、再スタートをしてしばらくすると、警告灯が点滅し始めた。
目的地はまだ15km先だし、いつも行くスタンドに戻るには時間的に余裕がない。取り敢えずそのまま向かうことにする。
簡単な用事を済ませ、自宅に向かうまでに3ヶ所寄り道をしたいのだが、迂回ルートとなるため、30kmは走らなければならない。ガソリンスタンドがどこにあるか頭に入っているが、出来るだけいつものスタンドまで走破したい。慎重に車を走らせる事とする。
大きな国道を走れば距離は近いが信号が多く、一時停止などのリスクもある。万が一ガス欠で車が止まれば大ひんしゅくでもある。山道を走ればカーブが多く、小刻みにギアが変化することでの燃費の浪費もあるが、一定速度で走りきれば何とか距離が稼げると判断し、山道を選択する。

前後に車もなく至ってスムーズに山道を終え、市街地に出たところで究極の選択である。
このままガソリンスタンドに向かうべきか? 用事を済ませ自宅近くのスタンドで給油すべきか?
普通なら前者を選ぶべきだろう。リスクは少ない方がいい。
ただ、午前中に用事を済ませたい。後15kmは行けると判断し、寄り道コースを選択する。
1軒ごとに車を停車し用事を済ませなければならない。この次エンジンが掛からなかったらどうしよう。人知れずドキドキしながら無事に任務完了。最終的には目的のスタンドまで辿り着きました。
過去最高水準まで満タンにし、家路についたのです。

心臓に悪いのであまりしない方がいいですね。

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