終わりを感じるには時間が必要だ。
それが目標とゴールの関係なら、瞬間を噛み締めればいい。
自分の中で流れる時間とそれ以外の時間は、そもそも他次元のもの。
共有していられる僅かな時間が全てである。
余韻に浸る幻想もそろそろ燃え尽きて消えてしまいそうだ。
それが寂しいというのではなく、昇華していっている証だと言えよう。
想像以上に自分の中に存在していた。
遠くに在りて近くに感じる。
その事が今は微かな記憶に変わろうとしている。
終わりの先に新たな出会いがあるとしても、それを望まない自分がいる。
始まりは終わりの。終わりは始まりの輪廻。
立ちすくみその場で見上げる夜空が、過去の記憶を塗り替えていく。
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