2019年1月31日木曜日

ピンチをチャンスにありえるか。

最近のマスコミ報道を裏読みすると、
様々な話題のピンチを好機と捉える風潮が否めない。
不祥事で謝罪からの復活。
世間が一線を引く様な出来事が、知名度UPの材料であるかのようだ。
連日の取材攻勢に疲弊しているようで、時が経てば過去の話を紐解きながらの、
再出発に向けた起爆剤に変わるご時世。

あれだけ批判的立場にあった人物が、
いつの間にか専門家のような立ち位置でコメントをしている。
「私が言える立場ではありませんが▪▪▪」
などと嘯いてみせる。

反省という概念は、
きらびやかな世界の偶像にすげ替えられ、
身を削る仕事と装って報酬をかすめ取っているようだ。

いつか消えてしまう灯火なら、
いっそ派手に燃え上がってしまえと焚き付けている人もいれば、
文化人枠に腰を据えて饒舌に語る人もいる。

知らぬが花なら、
知って散るのも花で良いではないかと思うこともある。



0 件のコメント:

コメントを投稿