2019年5月25日土曜日

コンプライアンスとかハラスメントとか

世の中で守るべきルールを共有するために生まれた言葉。
その広がりはメディアを通じて拡散し、かつてメディアの王様だったTVを変えている。
皮肉なものだと憂い嘆く者。果敢に挑む者。
時代の流れとはいえ、自由度が制限される事で「TVがつまらなくなった」と思う人は少なくない。
その代用品というべきか、ネットは規制の効かない大量放出で大騒ぎである。
時に人気者を輩出し、犯罪者の検挙にも一役買っている。

地上波が完全包囲網で狭められる程、ネットは拡大するグレーゾーンなのだろうか。

ある大物タレントが、長年続いたレギュラー番組についてコメントしていた。
「コンプライアンスとか関係なく時代の流れ」だと。
面白いの価値観が変化したかのようだが、結局スポンサーあってのTV業界にとっては「時代の変化」に敏感に成らざるを得ないのではなかろうか。
当たり外れを気にしつつ番組製作に大金を投入するより、インフルエンサーを発掘して投資した方が費用対効果が高いことを知っているからである。

面白いの価値観は決して変わっていない。
面白いの向こう側にアンチがいるから評価されるのだ。

事務所にいるからタレントですって輩は掃いて捨てるほど増殖し、売れないことで本来の領域を踏み外す者もいる。
結局写真週刊紙が絶滅しないように活動しているかのようでもある。
何だかタイトルから離れていってる気がするので、おしまいにしよう。

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