2019年5月20日月曜日

流されないぞ

周りを見渡せばスマホ。
今となっては当たり前の光景である。
つまり、普通。
持っていない方が少数派であり、変わり者なのだ。

「今月ピンチなんですよね~」という若者もスマホ。
「機械には疎くてね」という年配者もスマホ。
仕事の休憩時間は静かなものである。
ほぼすべての人がスマホに夢中なのだ。
無駄に会話等しなくてすむというのもあるが、話の内容もスマホゲームの話なので入りようがない。
そう、自分はスマホを持たない派なのだ。
持つことが出来ないではなく、頑なに拒む少数派なのだ。

携帯電話なのだから、電話とメールが出来れば良い。
その理由に尽きるのである。
スマホ決済など危なっかしくてもっての他である。

ただ、アプリをダウンロードして登録すると割引やポイントがたまるシステムに入れない悔しさはある。
でも、その悔しさゆえにスマホにする理由は何一つ無いのである。
「通信料タダ」何て時代が来れば、仕方ない変えてやろうかぐらいの勢いである。

一時期はスマホの機種や通信会社がどこを使っているかで優劣があったが、今は安かろうが関係ない。何をアプリでやっているかが中心らしい。
そして、時間とお金をつぎ込んで最強のキャラを持っていることが凄いことなのだという。
ただ少し経てば、かつての最強キャラを上回るレアキャラの出現が繰り返され、無限ループに翻弄されているのだ。

その地獄絵図にうんざりしているからだろう。
決して本気で取り組んでいる人を哀れになど思わないが、異世界の人として見ている。

自分がスマホを持つ日が来たとしたら、世の中にスマホしかない日であることを願う。
でなければ、ただただ敗北感でしかないのだから。

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