2019年4月8日月曜日

自由と平等

理想的社会の基礎は自由と平等の共存である。
しかし自由と平等はその概念が全く違うがゆえに共存し得ないと思われる。
自由を求めれば、様々な障壁を乗り越え敵をなぎ倒し進むことになるだろう。
平等は常に分け与え、分かち合い、苦難を共にする信念によって実現する。

日本では選挙ラッシュの時期になったようで、党派の先行きを占う選挙があったらしい。
政治家の選挙は、選ぶ権利という自由と誰でもが投票できる平等が掲げられているが、選ばれた政治家がもたらす恩恵が、自由と平等と反している現実は否めない。

自由というのは何なのか。
無人島で孤独に生活していれば、ある種の自由は得られそうだが。
そうなると何に対しての自由なのかが見えなくなってくる。
そこにもう一人誰かがいればルールが生まれ、少なからずとも自由は奪われるのだ。
そしてルールがバランスを保てなければ平等さえあり得ないのである。

仮説として無人島での話を作っただけでも、結果人間が2人以上存在すると均等なバランスを保つ事が難しいとわかる。
よっぽど理解力があって心の広い人たちが集まれば別かも知れないが。

現実は混沌としている。

最近の日常を見渡した結果である。

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