2019年4月5日金曜日

頂点と底辺

何かに付け頂点と底辺が存在する。
平等の中の不平等とでも言うべきか。
人間が2人以上いれば優劣を付けるものだ。
3人以上だと、その中間を取り合い味方に付けようとする者もいる。
実に分かりやすい構図が出来上がってくる。
味方を付けた奴は強さを誇示しようとするが、足元を見ない弱さを気がつかない。
それを愚かに思うがあえて指摘しないことにしている。

より強く賢いものに押し潰されている姿が目に見えるからだ。

破壊と構築の繰り返しに垣間見る社会の歪み。
実に滑稽でしかない。

少し距離を置いてみれば周りのざわめきも届くだろうに。
それすら気が付かない事が幸運に思う。

私は宙を舞い、時に怒りの雷を放つかも知れぬ秘めたる思いを隠しつつ、頂点にも底辺にも交わりのない場所を求めるだろう。

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