2018年9月17日月曜日

Repeat

何度でも見返してしまう映画がある。
時間のないときはあるだけの時間を費やして。
継ぎ接ぎの記憶でも刷り込まれた画が浮かぶ。
渇きに水を差し込むように見ている。
やがて呼吸となり、鼓動となる。
根源のような安らぎ。

相反してかどうかはわからないが、
刺激的な世界の一片がこぼれ落ちた。
真相は虚像に隠れて掴めないが、
真っ向から伝わる言葉が清々しくあった。
直に踏み入れていない場所の騒動が、
現実の足元の弛みを忘れさせてくれそうだった。
人知れず感謝と言ったところか。
語るべきではない真実など、
よっぽどの悪か、正体を隠す英雄にしか似合わない。
周りで戯れ言を沸かせる愚民と相容れない強さ。
孤独を知っているのか。
仲間に恵まれているのか。
見知らぬ人の行く末を案じてみた。

心に余裕があるようだ。
まだまだやらなければならない。

少し疲れたらまた見よう。

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